豆のまち、本別町の挑戦

本別生まれの大豆で地域おこし

「本別の名前をもっと多くの人に知ってほしい」
「自慢の豆をたくさんの人に届けたい」
「自分たちのまちに、特産品を作りたい」

農家、地元企業、役場。どれが欠けても実現しない、官民一体となって特産品のブランド戦略に取り組む町があります。それが、道東の本別町です。

本別町が発祥の「中生光黒」という品種の大豆。「本別で生まれたこの豆を使って、もっと多くの人に本別町の名前を知ってほしい」、そんな想いで平成12年に始まった豆のブランド化戦略。7年後の平成19年には十勝本別「キレイマメの会」が発足し、キレイマメと「キレイマメ」というブランド豆が誕生したのです。ブランド化の取り組みには多くの地元企業や団体が賛同し、今ではキレイマメ商品は味噌やアイスクリーム、納豆など15種類展開しています。

体の中からキレイになれる豆、という意味を込めて「キレイマメ」と名付けられた本別町の豆。ネーミングや洗練されたブランドロゴ、パッケージデザインは武蔵野美術大学の全面協力を得て作られました。

みんな、本別が大好きだから

左から順に本別町役場の門田浩史さん、キレイマメ生産者の阿保房枝さんと斉藤美紀さん。
「今年の豆も順調に育っていますよ」と教えてくれた阿保さんは、「まめっこ倶楽部」の代表。職場の垣根を越えて同じ町民としてキレイマメの普及に取組む姿に、道東の小さな豆のまち・本別町の熱い想いを感じました。

門田さんのおすすめは素焼きと納豆。「納豆は、まずはご飯にかけずにそのまま食べてみてください。豆本来の味わいを楽しめます。キレイマメの納豆は、塩で食べるのが美味しいんですよ」と門田さん。そのまま手軽に食べられる素焼きはとても香ばしく、ちょっとしたおやつにもぴったりです。

今回のセットには、「素焼き黒豆」「黒豆納豆」「黒豆味噌」「黒豆豆腐味噌漬」「黒豆（生豆）」の5種類の商品が入っています。さまざまな味わいのキレイマメをお楽しみください。