アットゥシしおり
- 価格
- ¥2,090(税込)
無地か縞からお選びいただけます。
※素材の柄を生かして作るので、しおり部分の大きさは商品によって異なります
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アットゥシとは?
60年以上アットゥㇱ織を手がけてきた貝澤雪子さん(左)と、貝澤さんの娘で、現代にマッチする新たなアイヌ工芸品作りに精力的に挑む関根真紀さん(右)。
国指定の伝統的工芸品・二風谷アットゥㇱは、原料となるオヒョウ等の樹皮を山から調達し、樹皮の内皮から糸を作り、百年前と同じ様式の織り機で工芸家が機織りされた反物。
樹皮が原料、という言葉のイメージを大きく裏切り、その風合いは、スエードやヌバックを思わせるなめらかな肌触り、柔らかさが特徴的だ。この感触に心惹かれる人も少なくない。
ほかにも、水に強く、通気性に優れ、天然繊維として群を抜く丈夫さ、という優れた機能性を持ち、アイヌ民族衣装の上着(樹皮衣)にとどまらず、江戸時代後期には「厚司織」として本州にも普及した、という話にも納得できる。
使うほどに味わいや価値がわかる
伝統工芸作家による手しごと作品
百年前と同じ様式の織り機を使い、受け継いだアットゥㇱ織の技術。平取町の二風谷地区では、貝澤さんたち工芸作家から若い世代が受け継いでいる。
その高い価値により今なおアットゥㇱは、帯をはじめ、バッグ、財布といった雑貨などで多くの注文を受けている。その産地として名高い平取町の二風谷地区で、作り手の一翼を担っているのが貝澤雪子さんだ。
もともとアイヌ工芸は自家用であり、工程ひとつひとつに家族が災いに遭わないための祈りを込めて作るもの。今も変わらず途方もない時間と労力をかけている。現代の人にも長く愛されるよう、キハダの樹皮やアカネ、クルミなど身近な花と草木による自然素材で染めて、飽きのこない色合いのアットゥㇱ織作品を作り出している。
染色すると糸がごわつき、織りづらさが増すのだが、「難しい方がやりがいを感じる」、「織るのが好きなので苦痛に感じない」、「死ぬまで勉強」という貝澤さん。その姿勢に、頭が下がる思いを感じてしまう。
作家名 | 貝澤雪子 |
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内容 | 各1 |
発送方法 | 常温 |
サイズ | 60 |
送料 | 5点まで同一送料 |
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商品コード:12051